3年前が最後の日記になっていた

俺は35歳になった。 3年前に願った思いも、叶ってしまった。 いろいろなことがあった。 2年前、娘が生まれた。 その半年後くらい、父親が死んだ。 去年は家を買った。 仕事もまた変えたが、相変わらず順調だ。 生きれば生きるほど、光のある世界に身を置けて…

解散

僕が大ファンだったJanneDaArcが、4月1日に解散を発表した。 その騒動にが一旦落ち着いたので、思ったことを書きたいと思う。 これは僕個人が、JanneDaArcというバンドに出会えたということに心から感謝したいという願いと、この思いがバンドのメンバーの目…

御影

子供が生まれて、人の親となった。 少し育児は落ち着き、リズムがつかめてきた。 とてもかわいい。僕にこんなにも幸せな世界が訪れるとは、思っていなかった。 だが、思う。これは平凡な幸せである。 しかしながら、今のこの平凡な幸せは、15年前の、高校…

選別

今日は、一つ大きなお別れをした。 お別れなんていうと、綺麗に言い過ぎかもしれない。ずっと世話をしてきた亀と、お別れをしてきた。 物心ついた頃から、僕はペットに亀を飼っていた。 社会人になって、遠方で何度も引っ越すたびに、大変だったが連れて廻っ…

蝶々

もうすぐうちには男の子が産まれる。 数え切れぬ世界の中で、僕が今の妻と結婚して、そして子どもに恵まれる世界は一体どれほどある人生の欠片の一つなのだろうと思う。 僕の人生は、よく何かを選ばされてきた人生だった。 きっとみんな、多かれ少なかれ、日…

聯聯

人生は一度しかない。 最近、強くしてそう思っている。 一度しかないのだからという想いで、強く惹かれた人と一緒にいられるからか。 また逆に、その一度しかない人生の中で、早くに母を亡くしたからなのか。 妻を亡くした、父を見たからか。 人生は一度しか…

無念

日本全国で病気や事故などあらゆる理由で一日平均2500名の尊い命がなくなっている・・・・・と言われ 自分が死ぬと思うか? 「まぁ大丈夫だろ」「まぁ自分じゃないだろう」 健康にめぐまれている人ならきっとそう思うはずだ 自分の飛行機が落ちると思う…

大阪

新しい年が明けた。僕は人生で何度目かの、喪中での年明けとなった。2016年は、いろいろなことがあった。 結婚し、そして、お母さんが死んだ。 仕事を変えた。大阪へ引っ越して、奥さんとの同居生活が始まった。結婚式をした。 出会いがあって、別れがあった…

怒涛

いろんなことがあった。 転勤をした。母親の癌が脳へ転移した。 そして半分、死んでしまったようになった。新しい場所で勤務したと想ったら、2ヶ月で本社への異動が命ぜられた。彼女も関西の本社へと異動してしまった。 激務のところだった。 いろいろなこと…

運命

「私という運命について」 彼女と読書の話をしていた。 好きな本の話となり、上記のタイトルの本を進められた。彼女の内心、彼女の好む本を知りたく、手を取り読み終えた。 読み終えたため、少し感想でも書こうと思う。感想というよりは感情になるのだが。 …

輪廻

彼女と日々メールのやり取りをしている。そんなやりとりの最中、彼女の中で僕がある程度の比重を占めてきていることを感じる。 そう遠くない未来、彼女と結婚することになる気がする。 今までの人生が全て反転していくのを感じる。ここ数年とても嫌なことが…

不実

去年、3人でチームを組んで仕事をしていた。 その時のことを書こうと思う。 俺が一番下っ端だった。 中心となるのは、40歳位の先輩で、真ん中に30代の先輩がいて、俺がいた。俺はある種、OJTのような空気感すら漂う中で、少し自慢だが、俺の年でやる規…

世界は回り続ける

そんな日記を書いた矢先に、彼女が出来た。 自分で誰かを好きになり、告白をして付き合うっていう経験をした。 毎日がとても楽しい。 寝ても覚めても、彼女の事ばかりを考えてしまう。 彼女が幸せになる姿を、考えてしまう。 なるほど、これが恋愛というもの…

恋次

あんな日記を書いた手前あれなのだが、僕は恋というのがよくわかっていない。 男女の恋愛という物も、実はよくわからない。 自分の女性遍歴のようなものを振り返ってみたところ、やはりわかっていないことがわかった。 小学校の頃、好きだった子がいた。 ク…

必然

振り返ると、数奇な出会だった。 不思議な時間だった。 僕はきっと、一人の女性の大切な時間を奪ったのだと思う。僕には、定期的に会う一人の女性がいた。 恋人というにはあまりにも歪だったし、友人というにはあまりにも距離が深すぎた。 きっと友人よりも…

条件

今が苦痛だ。 苦痛の要因は、人間関係3、地域7って感じか。京都に帰りたい。 俺はあと3年、長けりゃ5,6年ほど新潟だ。 仮に新潟が開けても、京都に帰れる眼はゼロに近い。 母親の余命はわからないが、癌が再発したことを考えれば・・・ まあ、余命4,5年、20…

腫瘍

姉の旦那さんのお父さんにガンが見つかったようだ。 肺から脳へ転移したようだ。 詳しいことはそこまで聞いていないが、かなり悪いんじゃないだろうか。 ガンとは転移性を持つ。 肺から転移したってことは、リンパとか循環機関に乗ったってことなんだよな。 …

異動

形式上、自分が今後どういう仕事をしたいのか、どういうところで勤務したいか、なんていう書類を書いていた。 まあ、形式上だよ。組織にいる以上は、こんなもの参考程度にしかならない。だから書いてやったんだ。地元に返してくれって。 母親の体調がこうこ…

不可

最近働いている。当たり前だが毎日働いている。 気のせいか、体が少し軽い。 雪が降る前、11月頃が一番怖かった。雪がどんなものかわからなかった。 どれだけ降るのかわからなかった。どれだけ寒いのかわからなかった。 でももう良い。 何メートル降ろうが氷…

帰郷

人生で初めて、お正月を帰省する立場で過ごした。 果たして幸せなのだろうか。 4,5,6日と有給とった。 12連休だ。 こんなことをしている社会人は珍しいだろう。 こんなことが出来る職場は珍しいだろう。 ボーナスも出るし。 ただ、自分にはこれが当然だと思…

思出

1年前、体育の日だったか。家族みんなで地域の運動会に出た。地域のイベントに出たがりの父が役員をやっていて。その頃は大阪に住んでいた兄夫婦、甥っ子ちゃん。 姉と、その旦那。 次男。僕は午前中は家族に内緒で筆記試験を受けていて。 午後から参加して…

見合

うーむ。友人の結婚式に行ってきた。 中学の頃の友人で、バスケ部のエース、一番うまい奴だった。 何をやらせても出来るやつだった。 面白くていつもクラスの中心、というか学年の中心にいた。 イケメン。俺が好きだと思う子はみんなこいつに食われた。 麻雀…

泡沫

多くの人間が勝っていく。努力して勝っていく人間を見て、彼と自分との差は一体なんなのかと考える。 いつか終わらせられるだろうか。 今でもふっとおばあちゃんのことを思い出すと涙が出てくる。 自分はたぶん死を乗り越えたんだと思う。 でもそれでも、悲…

退職

同期が精神的に追い詰められていて、辞めたいそうだ。 うちの仕事は、結構辛い部分もある(どんな仕事でも、当然である。)。 それに耐え切れないことは仕方が無いんだと思うし。 なんというか、こういう人を見て、止めようと思えないのも僕なのだ。 僕は高校…

遊戯

心底絶望している毎日が続いている。 受け入れがたい結果ではあるのだが 俺は一番欲しい物を手に入るために努力をして 一番したくないことをしてしまっているのだなぁと思う。 ここがどん底だといえば、大勢の人に後ろ指を刺され、笑われ、否定されるだろう…

臨終

最近職場の動きが活発化してきている。若手社員を喜ばせようと、休日に小旅行とかバーベキューとかおっさんたちが企画したりしてる。 やはり世代間的なギャップなのか、あるいは経験の違いなのかはわからないが はっきりと面倒くさいと感じてしまう今がある…

汚臭

今日はマジでくさかった。ホントくさかった。

不変

母親のおせっかいというのは身に染みるものだ。 最近、いろんな人の価値観を覗き見ている。 自分が異常なのか、そうじゃないのか、それを推し量るように見ている。 ネットでよく「帰省」とか「独り立ち 寂しい」とかでググったりしている。 僕みたいなタイプ…

転生

はー。明日で帰るのかぁ。 なんだろ。楽しかった?微妙だった? 帰省ってなんなんだろうなぁ。 親と話をしていても、結構ボロクソに言われたなー。 お前に家をどうこうするなんて無理だって。 ここまでしてやって、さらに兄弟がそれぞれ各地に生活を持って …

滅亡

父親的には今の仕事をずっと続けていて欲しいみたいだ。 何かやたらと喜んでくれているのは素直に嬉しいのだが 本当に何故喜んでいるのか俺自信がよくわかっていない。俺が一番行きたかったところとか、志望度の高いところは 結構ボロクソに言われている反面…