苦痛

辛いものは辛い。苦しい物は苦しい。


今置かれてる状況はヤバイ。正直ヤバイ。



ここ3ヶ月、3ヶ月でしか無いのだが学んだことはいくつもある。


俺は実は結構コミュ力はあるっていうこと。というかゼロではないという発見だろうか。

そして人と過ごすことをそこそこ楽しいと思えるくらいの力はあったってこと。

貯金する力も人より少しはあったってこと。



そして、僕は京都が大好きだし、家族が大好きだということ。



正直士業としての独立を少し意識した。
税理士か司法書士とか考えた。
そして少し考えたけど現実性はかなり無いので保留する。


もちろんこの意識は、新潟行きが決まってのテンパリだと思う。



起きた出来事はというとだ。

寮に入ったら畳しかなかった。
まあ仕方がない。水がまず出ない。
住むところはもちろん与えていただいた。


贅沢だろうか。これに不満を持つのは。
でも苦しい物は苦しいし、そこまで人として余裕があるわけでもないので
これに苦痛を感じ、さらに民間のアパートとか借りて生きるほうがいいと思うなら
出たほうがいいと思う。だから出ようと思う。




寮に入ってしばらくどうしようもなさにぼーっとしていた。
布団もない。そして布団を買おうにも自転車しか無い。どうしようもない。

大きめのタオルにくるまって夜を過ごした。

夜中なんども目が覚め、これが現実かどうかを疑った。


冷静に現実を意識した。
自分が一番、避けたかった世界。


他人との共同生活、見知らぬ地、風呂トイレ共同。
そんな世界に自分がいることに気付いた。



冷静に、いくら冷静になろうともショックだった。


数年は落ち着けると思ったのだが。




急に起こされ、何かと思うと飯に誘われた。
飯っつっても大したもんじゃなく、共同の食堂でみんなで飯を食うだけなんだが。
当然一番下っ端の俺が全部皿洗いとかやって。
先住民の上司よりありがたいお話を頂戴した。



冗談じゃない・・・こんなのやってたら気が狂う。



1,2歳上の先輩たちは本当に優しい人達だった。
この人達とつながろうって思った。






何を考えても仕方がない。
とりあえずは住むところを探そう。


住むところを探して、ネットつなげて、仕事覚えて。
8月くらいまではかなりしんどいだろう。


でもここ数ヶ月、楽しかったといえども休日も業務外にやることが多くて
一月程休めてなかったので疲れていた。

だから今日、やること全部放り投げて実家に帰ってきた。




もうこのブログを呼んでいる人は当たり前のように分かっているだろうと思うが
たぶん俺はメンヘラの因子は相当レベルで持っていると思う。


それがわかっているから、先に手を打って動いていたが・・・
いかんせん時間が成さすぎた。そして組織に属する以上は避けられない問題もあるのだ。



要するに自分が生きるためにいきている。
自分の人生を豊かにするためにいきているのだ。




僕は人生でやりたいことがそこまで多いわけではない。
前向きなことを書けば、結婚したいし、家が欲しい。そして京都に暮らしたい。
単身赴任なんて真っ平御免だ。
俺の転勤に伴って、子どもが転向とか経験するのも避けたい。


出来るならば子どもが大学に行くまでは同居したい。
出来れば京都の大学に通って欲しい。



そういうコトを思うわけで。


僕はやっぱり、家族・地元というものに相当強く縛られている。
そしてそれが揺らいだ時、大きく僕は影響を受けるのだ。




そう言うのを回避するために打てる手は限られてくる。

人生は一度しか無い。士業独立というのは相当有効な手であるとは思う。


でも現在、士業というのも苦しいわけで。
そう言うのは一旦体制を立てなおしてからじっくり考えればいい。
何よりもこんな状態でそんなのを考えるのは
逃げでしか無い。もっと自分を追い詰めればいい経験にはなる。



今日実家に帰ってきたとき本当に涙が出そうだった。
オヤジが家の前で待ってたのを見つけたときやばかった。
本当に泣けた。



時間は多くない。だからこそ焦る。苦しい。


でもやっぱり思うのだ。今までの自分の人生を思うと
こんなのまだまだ余裕なのだ。


だからこそ怖い。この考えが危険であるというか。
自分の辛さを打ち消す理由を自分で作りあげて前を剥くっていうのは・・・
危険というか・・・



病んだら終わりなんだ。
病み病みカードは使っちゃいけないカードだ。





一つ思うのはこう、案外前向きだってことなんだ。
逆境に置かれれば置かれるほど、次の手を考えるのが楽しいっちゃ楽しいわけ。


この状況だって、職場で良い先輩を見つけて仲良くなって
自分で賃貸借りて、車の運転とか出来るようになったら、良い経験になると思うし。
雪国での生活を乗り越えると人としてまた成長するとおもう。


新潟美人を探して付き合えればもっといい。



苦痛でも何でもやるしかないんだから仕方ない。
どんどん俺は追い詰められていく。



いやーでもなんでしょ。
本当に思うんですよね。コンビニとかがあるって方がおかしいっていうさ。


帰り道ずーっと列車に揺られて景色を見ていたけど
自分が今まで住んでいた環境のほうが異常だってこと。


10分も歩けば何件コンビニあるかわからんしさ。
いやホント、なんかもう色々思い知る。



がんばりましょう。せっかく実家に帰ったんだし、実家を楽しんで帰ろう。