外国


これいいですよねー。何か久々にこの動画見てしまった。

といっても、僕は外国がとても苦手です。
苦手っていうかなー。なんだろ。やっぱ言葉が通じないのが怖いですし。


昔ホームステイしてたことがあったんですよ。
1ヶ月も行かない短期だけどさー。

もう10年くらいたつんだろうか。
もちろんあの頃も今も僕は英語なんて全然しゃべれないし。


当時は本当に、不安でした。一人で外国なんて怖いだけだし。
というよりも、あの体験がトラウマになって、僕は外国嫌いになったのかもしれない。


ついて1日目で僕はトイレでこっそり泣いてしまって。
三日目で、ステイ先のマザーに抱きついてエンエン泣いてしまった。
家に帰りたいって。


でも、その頃から妙に頑固だった僕は、自宅に電話しなさい、って言うマザーの声を聞かず
「家に連絡せずに、一人でこのホームステイを乗り切るのが僕の目標なんだ!!」
っていうことを心に思っていたんだけど、当たり前ながら英語で言えるわけもなく
泣きながら辞書をひいて、Object!!My Object!!とか連呼してただけで、向こうからしたら完全に意味不明だったと思う。


ホームステイ先の人はいい人だった。
でも僕はほんとうに、世間知らずだったというか。
外国って家にプールあるんでしょー?とか当たり前のように思っていた。


だから当時の僕は、当然のように不満を心に思っていた。何ともふざけた話なのだが。


向こうには4歳と6歳の子どもがいた。
その子たちと打ち解けることが出来たのは、たぶん最期の1日だけだったように思う。
今思うと、向こうのマザー&ファザーの気遣いだったのか。太郎はもう今日で帰るから、少しお話ししてきなさい?なんて支持があったのかも。


僕はその日までずっと、部屋でファイナルファンタジーアルティマニアを一人で読み込むという
信じられないくらい気持ち悪いボーイだったので(何のためにホームステイに来たのかわからないレベル)
最後まで、こう、なんかなー、馴染めなかったなーって感じだった。


でも最期の1日に、子ども達が僕のベットの上に乗ってきて「へいへーい!」とか言ってくれてて嬉しかった。
おみやげとかいろいろもっていったんだけど、いまいち渡せずにいる僕に、僕が持ってきたおみやげの話をわざわざ振ってきて
「What is this?」とか日本文化の本を指さして聞いてきてくれた人だった。
だから僕は、「This is This!」とかクソみたいなことをほざきながら、おみやげとしてそれを渡した。
っていうか、完全に俺のおみやげいれてる引き出しとか勝手に開けてたよな、とか思うところはあるけどさ。




なんかなー、今思うととっても懐かしい。
たぶんさー、一生会うことはないんだろう、って思う。
一期一会、出会いは出会い、別れは別れ。それが遠く離れた異国の地にあるのだから。
それを経験出来ただけでもとても幸せな財産が出来たのだなとも思う。





ここからはクソみたいなことを書くんだけど
ステイ先で、僕は6歳の子と同じ部屋で寝ていた。
部屋は電気を消すとヤバいくらい真っ暗だった。

カンの鋭い人は想像がつくかもしれない。
俺は三日目くらいで問答無用でオナニーしてやった。こんだけ部屋がくらいなら絶対わからねーだろ!!って思ったんだけど
次の日、次の日何故か6歳の子が俺の部屋から離されてしまって
何か、マジで気まずい感じになってしまった。
いや、わかんないよ?マジわかんない。ホントただ、ただただ気を使ってくれただけなのかもしれないw
っていうかそう信じたいんだけどさw

マジで何か、普段からそこに寝ていたら夜目が効くんかもしらんから
何か一緒の部屋で寝てる兄ちゃんがチンチン上下にしてた、とか母親に言っちゃったのかもしれないw

ほんとにあれはマジで何か思い出してもほんとに申し訳なくなるw
でも我慢出来なかったんだよ。マジでオナニーしないと死ぬんだよ。

あの頃の俺に、6歳の子に対する気遣いとか存在してなかった。