涙石

今日さー、納骨とかいろいろ終えてきたんだけどさ。

それにしても甥っ子ちゃんが家に来てそろそろ一月。
明後日にはまた母親が治療で病院に戻るし。
長兄嫁も一旦甥っ子と共に自宅へ帰って。

家には父と次男と僕の三人の生活がまた始まる。


といっても、3月末には次は僕が消える。
兄は?まあもう、人として駄目だからどうでもいいや。
一家解散宣言である。



今長男は九州で働いていて、納骨の日なのでちょっと家にいたんだが。
夕方また兄嫁を残して(3月には兄嫁も甥っ子ちゃんも向こうに行く)家を出た。

その時さぁ、不思議といえば不思議なのだが。
甥っ子ちゃんが、家を出る兄を見てずっと泣き叫んでるんですよね。
やっぱわかるのかなぁ?また少しの間、父親と間離ればなれになるって。

もうそれを見てると胸が締め付けられて本当にこっちまで泣きそうになってしまった。

もともと周囲から人が遠くに行くとキーキー言う子なんだけど
それにしたって、やっぱりあの時の泣き方は普通とは違うんだよなぁ。


この前の別れの時も、しばらく会えないのがわかっているのか
すごく悲しそうな目で兄を見送っていたし。
こどもってすごいなー。


僕が定住したいと言ってるのは・・・
家が欲しいとかもあるけど、やっぱり将来子どもと離れて暮らすのが嫌だからです。
もちろん子どもが自立するのは良いんですよ?
でもやっぱり、成長過程で転校や単身赴任は辛いしなぁ。

ってなると、やっぱ転勤族にはなりたくないのです。
ホントかわいそうだなー。かわいそうとかいったら長男に悪いけど。

甥っ子ちゃんはなんかホント、まだ1歳なのになー。
こんなに小さいのに、感受性が豊かであるのは凄いこと、とか考えたらいいのだろうか。