海猫Ⅰ

さっき、今週のMAGネットを違法動画で見ました。


ひぐらしのなく頃にというとたぶん結構有名なんだけどさ。
作者が竜騎士って人で。まあたぶんこんなの言う必要もないか。
そこが今出してるゲームが、僕がよくポストしてる、うみねこのなく頃に

先に言うと、僕はこの07thというサークルが作るゲームの信者である。
具体的なネタバレは避けて書いてみる。


このゲームの面白さみたいなものは僕は語る必要がないだろうから何も言わない。

ひぐらしのなく頃に、って作品に出会ったきっかけ。

時期的には、祟殺し編暇潰し編?が出たあたりだと思うんだけど。
本当になんとなしにやっていたゲームだった。

あの頃はもう僕は高校に行っていなくって、毎日何も無い時間を過ごしていたものだったから。
あのゲームに触れた時にはいろんなコトを思った。
ああ、PCのゲーム、同人ゲームってこんなに面白いのがあるんだ・・・と思った。

同時に僕は極度のビビリなので、鬼隠しの怖いシーンとかがちょっと怖くって。
それからしばらくは間を空けることになるんだけど。

やっぱり続きが気になって気になって、こう、やって行くわけじゃないですか。
そこまでいったらもう後はジェットコースター。一気に世界観にのめり込んだ。

罪滅し編が出る頃にはもう完全に信者になっていた。
この頃にはアニメ化も決まって、かなり有名なゲームになってた。
俺はいち早く目をつけてた、とか言うつもりはなく、ホントに僕もそのブームにとりつかれた一人だった。



軽くひぐらしというゲーム?の展開のバレになってしまうかもしれないんだけど(具体的には言わない)
罪滅し編の終わり方は、ひぐらしでもある種特殊な終わり方だった。
当時受験生だった僕は、あの終わり方に対して本当に興奮したんですね。
作中世界と僕の世界は全然違うもの。だけれども、本当にモチベーションのあがる終わり方だったから。


そして次の皆殺し編が出る12月。
僕は受験の締めの時期だったからあえてプレイせずに我慢していた。
そして受験を終えて。待ちに待った皆殺し編をプレイ。

だけれども、僕は受験には落ちてしまって。皆殺し編の展開と、自分の今が完全にダブったんですよね。
それから1年、僕は禁欲主義的に、PCも閉じ、テレビも閉じ、漫画も売り払って、部屋からありとあらゆる娯楽を追放して。
部屋に残るのは、iPodとスピーカーが置かれた机とベットだけ。


いつも朝には、ひぐらしの落ち着いた曲を聞きながらコーヒーを飲んで、早くこの浪人終わらないかなーとか妄想してました。
今でもあの時聞いてた曲を聞くと、あの時の心情とかがきれいに思い起こされます。





ひぐらし最終作の祭囃し編は、最終作ということで、物語が持つべき予定調和、ハッピーエンドが約束されてるんだろうなーとか思ってたので
8月の祭囃しはあえてやらずに、半年我慢してました。


いざ受験を終えて祭囃し編をプレイして受験にも打ち勝ったときのあの爽快感といったらもう。




次にうみねこという作品がこのサークルから出るわけだけど、そこにはまらない理由はないw


そして同時に、このうみねこって作品も自分の大学生活とダブるんですよね。
EP1,2、出題編となる2作は大学1回で出会って
EP3,4、課題が示される2作は大学2回で出会って。
EP5,6、展開編は就活を強く意識する3回とともにあって。
EP7は、大学生活の締めくくりである4回。

ちょっと強引かもしれないけど、ホントに今はうみねこの展開と自分の大学生活はきれいに流れていたなーと思う。
何も無い空疎な大学生活だったけど、この作品は大きく自分の4年間に味付けしてもらったと思う。


これから社会人になってからもいろんな作品を竜騎士さんには出して欲しいし
出される限りは永遠にやり続けるだろうなと思う。


有名所のエロゲとかは結構やってはいるんだけど(大した数じゃないけど)
やっぱりここまでハマったゲームっていうのはやっぱ07th作品だけなんだよなぁ・・・




自分のことを信者と称しているのは大きくって。
例えば絵が特徴的だったりとか、「白く白濁した」とかの妙な文章とか、そういうのも何か全部受け入れちゃうんですよねw

特徴的で人を選ぶ作品だっていうのは十分承知しているし、どういう立ち位置のゲームなのかもわかっている。
それでもやっぱり、好きでたまらないんですよね。このゲームがw




今年の冬、もう1ヶ月ほどでEP8という、うみねこの最後の作品と向かうというのは本当に寂しくある。
否定的なことを言うみたいなんだけど、自分の中でもうみねこの最高潮は、やっぱりEP4終了後時点だったんですよね。
出題編が終わり、今後どういう展開を見せるんだ?という、途方も無い期待。


就活関係の時はずっとうみねこの曲を聞いてテンションを高めていたのも大きい。
話が進むに連れて、ああ、こういう意味だったんだ、こういう解答なんだ、って知っていくのは
うれしさ反面、謎が終わっていく寂しさ反面。

EP8で完全にこの作品が紡がれてしまうのは、正直さみしい。
答えなんて永遠にわからないままで、延々書き続けて欲しいとすら思う。


ツイッターで僕が一番ウレシイと思ってるつながりは、ホントにうみねこを存分に褒めちぎれる関係の人が出来たこと。
これは本当にウレシイし楽しいw
うみねこの話を信者同士でわいわいやるのは楽しすぎるww


これからの作品でもこうやって言い合えたらなって思います。