自立Ⅱ

さっき親と1時間ほど話してた。
僕が進路のこととか就職のことを聞かれるのが嫌いだっていうのは前に話したように。

大半の情報は僕がシャットアウトしていたので
一応こういう状況で、まあこうなるみたいな、そんなのを話してた。

まあ、僕は家を出るんだろう。そしてまだ知らぬ地で、一人で暮らすのだろう。


運命があるんだとしたら、たぶん婆ちゃんが死んじゃって、こういう仕事に決まった(関西から出る)のは、運命なんだろう。

実際生きてたら気がかり過ぎて、京都に残る方法を必死で考えたとは思う。
そしてたぶんそれを叶えたとは、思う。
それを見せることが出来なかったのは、残念でならないけど。


それにしたって、こう、自立するというのは怖い。
僕の周りは大半が東京周辺で働いてるんだけど
なんでこう、抵抗ないのかなーって思う。

いろんなヤツに「家出るの抵抗無かったの?」って聞いてみるけど、みんなそんなに抵抗があった感じはない。
関係性を考えると妙な嘘や強がりを言う人達でも無いから、たぶんほんとに抵抗無かったんだろう。


僕は結構本気で恐怖している。楽しみはあるよ?知らない土地で一人暮らし。良いじゃない。って思うけどさ。
そんなのは恐怖を打ち消すには到底足りない、僕の僅かな強がりと、好奇心。


親の口からポロリとこぼれた、「お前はひきこもり生活が長いからなー」という言葉がちょっと気にかかってる。
やっぱり親の目から見て、僕は明らかにひきこもりというヤツだったのだ。
親はやっぱり自立を望んでるし、母ちゃんにいたっては「いきないきな!ほらほら!」って感じなんだけど
マジであの人達寂しくないのかな?可愛い末っ子の僕なのに・・・


我ながら女々しいというのはわかっているのだけれど
どうにもこう・・・独り立ちというのは怖い。


マジで寂しがりだからずっと誰かとしゃべってないと死ぬ。
でもネクラだからしゃべれる力もないし・・・ようするに、しゃべろうと思えばいつでもしゃべれるヤツがいるっていうのがいいんだよね。

っていうか、ネクラじゃなくてネアカ?


親元から離れて生きるのが、大学が最初だったら・・・まだ何とかなったかもしれない。
でも働きながら一人暮らし・・・



何ともイメージ出来ない・・・本当に甘ったれに育ってしまった。
でもそれを親に表明することも出来ないし、何かこう、「別に怖くないもんね」みたいな顔しちゃってるんだけどさぁ。



はぁ・・・ホントに寂しさから彼女探しに必死になるかもしれない。
でも親を安心させるには、出るしかないんでしょうね。
死んじゃったお婆ちゃんもいるし。


京都から潔く出て、スパッと自立した生活を歩んで、僕も次のステージに行こうとか思ってます。うそです。






何かね、うちの親が子育てが終了した感いっぱいの顔で日々生きてるんですよね。
同時に、親をみおくった顔でもあるんだろうけど。
昨日家族で飲んでたんですけど
親父がイイ顔で「人として?人としての高みに行こうや!?」ってもうドヤ顔クリティカルで言ってて今も胃もたれしてる。
一歩間違えればスピリチュアル宣言2010になりかねないんだけど。




2010年は本当に激動の一年で、僕が全くこの動きについていけてない・・・





とりあえずこれからも自立が怖い怖いとか定期的に言うと思う。