幸福

僕が一番幸せだったなーって思うのは、大学2回の頃だったかもしれない。


特に前期。




火曜日には、大学で何人かいる高校の同級生が、昼からダラっと特定の場所に集合していて
昼過ぎから夕方くらいまで、ダラダラそこで話をしてました。


水曜日は大学。朝から夜まであるんだけど
3時間目を飽きにして、2時間目まで出て、昼はココイチのカレー。
読み終えたら公園でマガジンを読みながら時間を潰して、4時間目から出席。


金曜日は麻雀。
決まって毎週、夕方5時くらいから夜の11時くらいまで麻雀をしてました。
毎週決まった4人でやるのはホント面白かった。


日曜日はコードギアス
昼からたかじんのそこまで言って委員会を見て、1週間分の缶コーヒーを買いに
1時間ほど散歩しながら遠いスーパーまで。
帰ったらギアスを見ながらキャッキャウフフする。



夏には兄と姉の結婚式があって。広島への単独旅行もしたなぁ。


あの頃は将来の不安とか無かったんですよね。
秋頃にサブプライムローンリーマンショック問題が起きて
一気に不景気+就職氷河期って空気になって、その時こそ焦ったんだけど
それまでは、就職もそんなに苦労しないかなーなんて。

自分の3年間の停滞期間に決着をつけるような半年間でした。
決して華やかな時間ではなかったし、人から見たら何が楽しいのかわかんないかもしれないけど
僕に取ってはとても有意義な時間だったんですよね。


将来への不安もなく、穏やかな時間が流れ続けてた、まさに平穏という他ないこの時間が
「ああ、大学生やってんなー」って感じで凄く良かった。





来年から下手したら僕は田舎へ行くことになる。
それに関しての不安は凄く大きくって、たぶん毎日泣いちゃうんだろうなーとか思ってるんだけど
もしかしたら休日とかに、こういうのんびりした時間が過ごせるのかなって。


僕が好きな、落ち着くスポットって、都会と田舎の境界線みたいなところなんですよね。
田舎過ぎるところに行くのは怖い、かといってビルとかいっぱい生えてるところも
人が多くて落ち着かない、帰ろうと思えばいつでも帰れる位置にあって
かつ人気のないところが好きなんです。


そうなるとこう、帰ろうにも実家に帰れないって場所は、怖いんですよねー。

彼女でもいていつでも帰りを待ってくれてる人がいれば良いんだけど・・・


はぁ・・・寂しいのぅ・・・・





といっても、昨日なんか面接とか行っちゃったんですよね・・・

絶対に今内定もらってるところの方が良い・・・明らかに短期的な視野で行動してしまっている。
もしこれで採用されたら(まあ、無いだろうと思って受けたんだけど)、それはそれで面倒なことになってしまうかも知れない。


相変わらず僕は面接中に少し泣きそうになってしまっていて。
面接官が、なんかこう、良いことを言ってくれると嬉しくなっちゃうんですね。
苦労したんですねぇとか、そういうことを言われると、何か言われ慣れてないので困るんですよ。
向こうはそんな風に見てくれてるのに、全く別の面接では「こちらが第一志望です!」とか良い顔してるのが辛いです。


っていうのが、実のところ本音なんですね。

就職活動に対して僕はかなりの憎悪と偏見を持っているから
会社なんていくらでも騙して、散々内定キープした上で蹴ってやれば良い(それやると他の就活中の人にも迷惑かかるけど)とか
思っちゃってるけど、なんだかんだでこう、苦手なんだなぁ・・・


とはいっても、僕の就職活動はもう昨日で終わり。受かろうと落ちようとそれで終わり。



長かったなー。ホントに。2回の終わりくらいから、1個学年上の友人について回って
セミナーとか出て、大体の就活の空気とか見てたのが僕の就活の始まりだった。
結果的に変な就活しちゃってはいたけど。


何かホント、就活だけじゃなくていろんなことがリンクしちゃって、終えた今は、寂しい時間を過ごしたな、って思ってます。


ホントはもっと華々しく全てを終えられたら良かったんだけどな。

欲をかいたらいかんなぁと思いつつも、欲をかかなきゃ始まらないしなーとか。
それでもまだ年齢って武器があるから、多少の力技は通用するだろうと思って
今後5年くらいはまだしばらく戦いの時間が続きそうだ。