案外

この日記が微妙に読んでいる人がいるみたいで
地味に感想みたいなのがチラチラ目に付く。


今日はあれ。人間には年に一度は訪れるイベントについて書こうと思う。
僕はもう23回もやってるから
特に思い入れはないんだけどさ。


誕生日のことなんだよね。
最近誕生日を迎えて、mixiボイスとかに、軽く誕生日アピとかしてみたんだけどさ。

うん。3イイネしかつかなかったんだよね。コメントはないし。

朝からソワソワしてさ。
今日付けで荷物とか届いちゃうかなーっ、マジ親に見られたら
キッツいなーっwwっかーーwwとか思って、結構ソワソワしてたんだけど
来るわけもなくってさ。


おめでとうメールとかも来なくて。
なによりアレなのは、毎年祝ってくれてた
我が親友前田からすらヒトコトも何も来ないっていうさ。
まあ、流石に俺も誕生日だけど、1日暇なのはアレだから
前田と遊ぼうと思って、「今なにしてる?」って送ったら
パチンコしてた。





まあこの誕生日ってさあ、僕もあんまりこういうのを大々的に祝う文化圏に属しているわけではないので
毎年まあ適当に過ごしてるんだが。

去年は学生時代も終わりだし、友人同士で祝いあうみたいな空気が1年続いたので
2ヶ月に1回誰かの誕生日会やってて、それで僕も祝っては貰ったんだけど
ホントに誕生日会とかやったのそんなもんで。

ただ、ちょっと年末からいろいろとあって
前田の誕生日会の時に参加出来なかったので(一応後日プレゼントはあげたのだが)
今年はちょっと何かあげようかなーと思ってる。



まあこんな僕のリア充ライフは置いといて。
いろいろ誕生日ってあるんだけど
僕が一番嬉しかったのは、浪人生の時の誕生日だったと思う。


ホント、日常に近い誕生日だったんだけど。

僕も浪人生になって、身も心も荒みきった時間を過ごしていて
天気がいい日で、夏の最期の悪あがきって感じの日で。
照りつける太陽が暑いというより、心地良かったのを覚えている。

そんな最期の快晴の日、僕は一人で河原で黄昏れていて。
来年の誕生日は大学生になれてるんだろうかなーなんて思ってたのだが。


そうしたら、友人二人からゲームセンターに行こうぜって誘いを受けて。
途中から前田も来て。前田は何か誕生日プレゼントをくれた。
ガサツなヤツなので、値札が素でついたままの安っちい携帯灰皿をくれた。

家に帰ると母ちゃんが誕生日プレゼントに服を買ってくれてた。

いやほんとにこれだけの話なんだけど
あの毎日何も無い時間の中で
ああいう誕生日を迎えられたことが凄く嬉しかったのを覚えてる。


浪人の1年で、たぶん一番記憶に残ってるのが
この何気ない誕生日の記憶だと思う。




子どもの頃は、ロボットの玩具かゲームとか買ってもらってて。
中学に入ると、現金に代わって。
でも僕は高校を途中でドロップアウトしてから
誕生日ってこう、なんていうんだろう。
こんなくだらない今だからこそ楽しく過ごさないといけない!とか。
そう思っても、現状が現状なので楽しく過ごせないっていう。
なんかそんな微妙な苦痛を感じる日でしかなかったので。


そんな中で、アー良かったなーって思える日があったことは
凄く印象に残ってるんですよね。






まあ早くも、このblog一体どうしたらいいんだろうって
結構困っている部分があって
今明かされるおなたろうさんの衝撃の過去的な
話を盛ってでもそういう展開にした方がいいのか
あるいはこう、何気ない日常の適当なことを書くのか
この俺が、現代社会を斬る!!的なアレにしたらいいのかなーとか
何かマジでどうしたらいいのかわかんないんですよね。


承認欲求自己表現啓発活動などなどblogに意味を求めだすと
息苦しくなるというか、Twitterからの逃げ道としての役割をもたせるためにも
少しは違う色を出したほうがまだ面白いのか?とか
いろいろ考えてる。

そのうち前田君に関してはちょっと書いてみようかなーとか思ってる。




な?